おだやかな日常 別館

2011サイクリング 手賀沼探訪

昨日の日曜日(8月7日 晴れ後曇り)に、自転車で手賀沼へ行って来ました。

県道51号線を北上、千葉県内はアップダウンが多いので結構辛いです。
途中、柏レイソルのグランドを横目にみつつ、約1hで到着。

手賀沼

手賀沼

家族連れなんかで結構にぎわっていました。
畔の手賀沼公園でしばし休憩。
ちなみに喫煙所が見あたらない。

8月6日は広島原爆の日。
平和の記念碑がありました。

平和の記念碑

手賀沼公園の平和の記念碑

中央の石は、爆心地に近い広島市旧庁舎の側壁と敷石だそうです。
昭和60年12月3日設置。

次にすぐ近くの白樺文学館へ。

白樺文学館

白樺文学館

入館料300円なり。
白樺派の活動に関する色々な書物、原稿、書簡、等々。
9月19日まで、常設展が開催されています。
竹久夢二と芹沢ケイ介(ケイは、金偏に圭)のコラボレーションが展示されています。

他には、志賀直哉、武者小路実篤、柳宗悦、バーナード・リーチ、小林多喜二、等々。
実篤と言えば、「仲よき事は美しき哉」ですね。
昔は大体どの家にも皿やら壁掛けやらの1つがありましたねぇ。

文学好きな方には是非お勧めです。

次は志賀直哉邸跡です。

志賀直哉邸跡

志賀直哉邸跡

緑雁明緑地と名付けられています。
写真中央が書斎。あとは現存していないそうで、左側の石が敷いてあるあたりが母屋都下色々だったそうな。
左手は高台になっていて、その上にも離れがあったそうです。
志賀は、この書斎で「城ヶ崎にて」や、「暗夜行路」のほとんどを執筆したそうです。
間取りは6畳、トイレ、押入、床の間のシンプルな作り。
敷地自体はゆったりとしています。

しばし休息してましたらトカゲ君チョロチョロ。

志賀邸跡にいたトカゲ

志賀邸跡にいたトカゲ

きれいな色のしっぽですね。

さて昼食は、湖畔のココスにてビーフカレー。
ここも禁煙。
おもての喫煙所にてプカプカ。

次は、千葉県手賀沼親水広場です。

千葉県手賀沼親水広場

千葉県手賀沼親水広場

自転車で走行可能です。
こちらは人も少な目。のんびりできますね。
人工的に作られたミニチュア手賀沼や、渓流など。涼しげでいいです。
広場を抜け、湖畔、いや沼畔か、東端まで。
それから沼の南側を今度は西へとサイクリングロードが完備されています。

手賀沼南側のサイクリングロード

手賀沼南側のサイクリングロード

歩行者、ランナー用と自転車用とに別れていて、とても走りやすいです。

水神宮

水神宮

明和2年2月吉日建立の水神宮です。
昔、水害が多かったのでしょうかね。
先の地震で、このあたりも液状化で被害を受けたと聞きますが、
このときはその跡等は見られませんでした。

手賀沼を南側から望む

手賀沼を南側から望む

写真はサイクリングロードからのものです。
とても良いところです。
過日の文人が好んで住んだ理由がよくわかります。

道沿いには道の駅やボートのりば、等々ゆっくりまわっても楽しめます。

しばし流して沼の北端へ。
陽も傾きかけてきたので、ここから帰路につきます。
帰り道も来た道と同じ。
アップダウンでヒーヒー言いながら午後4時半くらいに帰宅。

走行距離46.92km。
いつもより短い距離でしたが、坂があったのもあり、結構疲れました。

でも、とても良いところです。住みたいくらい。
文学好き、とくに白樺派に興味ある方には是非お勧めです。

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